さてさて社会の勉強法・・・
社会は暗記だと思われる方が多くいると思いますが
暗記です。笑
でも、やみくもに教科書を暗記する必要はありません。 自分がやってた時短勉強法は・・・
◎教科書・参考書はほぼ読まずに問題集から解く
こんな勉強の仕方でした。定期テスト前とか教科書を必死に暗記していませんか?特に太字で書かれた名前なんか蛍光ペンで引いちゃって・・・
例えば応仁の乱・・・ 語呂で自分は医師むなしい応仁の乱(1467年)と覚えていましたが、 年代を聞くのは受験問題ではほとんどありません。他のことと組み合わさって出題されます。
問題集より 応仁の乱がおこったころの文化に関して、最も適切なものを以下から選びなさい。 ア 雪舟は水墨画によって日本の風景をたくみに描いた。 イ 千利休はわび茶の作法を完成させた。 ウ 琵琶法師は各地をめぐって「平家物語」を語った。 エ 松尾芭蕉は俳諧を芸術性の高い文芸に発展させた。
答えはアになります。
参考書・教科書の丸覚え組は意外とこういった問題が解けません。 それは歴史の縦の繋がり、横の繋がりを覚えずに語句同士を直線で結んじゃうからです。
なので問題から解き、どういった関連性でその語句が問題として使われるか、そこから掘り下げて横の繋がり、縦の繋がりを意識して覚えると意外と頭にスッと入ってきます。
まずは先ほどの問題に対して「応仁の乱」 まず応仁の乱がどのようなものかを簡単に知る必要があります。 足利義政の跡継ぎ問題で細川勝元と山名持豊が絡んだりして室町幕府が終わりを迎える出来事です。高校入試レベルであれば細川、山名氏の名前を完ぺきに覚える必要はありませんが、強かった足利家が終わりを迎え、織田の江戸へと切り替わるきっかけになったこと程度の理解で大丈夫です。
じゃあ選択肢を掘り下げてみましょう。
イの千利休・・・わび茶として有名で教科書的にも太字で書かれますが、千利休についてのwikipediaを見てみると豊臣秀吉から怒りをかったとあります。え、お茶の人がなんで将軍みたいなえらい人から怒られるの?こんな興味だけで大丈夫です。豊臣なんで時代は安土桃山ですよね。
ウの琵琶法師・・・琵琶法師を調べてみると盲目・平家物語を歩いて伝えた そして浄瑠璃と呼ばれるものも記していて後の人形浄瑠璃(近松門左衛門・江戸初期)に繋がる。ここで縦の文化の繋がりを知ることが出来ます。 平家物語は平家の繁栄と没落を両方書いてるんだから平安時代ではなく鎌倉時代ですね(^^)
エの松尾芭蕉
奥の細道で有名な方。奥の細道のルート、問題に出やすそうですよね。
どこでどういった有名作を読んだのか、ほかの問題では
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」が読まれた場所を日本地図から答える問題なんていうのもありました。
どこを通ったかだけある程度分かれば解ける問題となっていました。 選択肢は九州・近畿地方・長野あたり・山形あたりだったので山形県を選べば正解です。ちなみに立石寺(山寺)が読んだ地となります。
この問題から掘り下げて勉強する方法。 正直慣れていないとめちゃくちゃ時間を取られますが、慣れてくるとめちゃくちゃ効率良いです。しかも問題に出るような内容を自然と体にしみこませられるんです。この勉強法に慣れると教科書・年表の丸暗記ではなく、問題で聞いてくるのはどういう問題か。間違いやすい人で攻めてくるのか、文化で攻めてくるのか、場所で攻めてくるのか。 出題者の立場に立って正答率6割の問題を作る気持ちを自然と読み取ることで自学する際にも、この繋がり聞かれそう・・・ あれ、この場所って他にも〇〇と××が起きた場所だから1つ違う選択肢を選ばせる問題作れそうだな・・・と。そうすると出題に苦労している先生や模試の製作者等の気持ちになって、丸暗記よりも楽しい勉強に繋がることでしょう♪
英単語は知らないと解けない・読めない 歴史や地理は覚えていても問題に溶け込ませないと単語だけ覚えても意味がない。 意味がない勉強に時間をかけて、テストで点数が取れない!なんていうのはもうやめましょう! 効率よく、そして何より楽しく自分から調べる勉強法に変えて 空いた時間は友達と遊んだり、家族でお出かけしたり有意義に過ごしましょうね♪
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